今日の出来事

前の会社で、回動(いわゆるパチスロ機)のサウンドを作っているT田さん家(国分寺)に遊びにいった。
家で作業をしていたら、両隣の住人からクレームを受けたらしく
「ミニコンポ用のスピーカー譲ってくれ」
というメールをもらい、余っていた奴をあげる為だ。


パチンコやパチスロもキャラクターブームが全盛らしく、なかなかオリジナル曲をつくるチャンスが無くなったそうだが、日夜パチンコホールで栄える曲をつくる為に、T田さんは研究に余念が無い。
家には、いわゆるTOP40的なヒットソングのCDがびっしり棚に詰め込まれている。


パチンコホールは大抵終日有線が流れていて、老若男女が同じ曲を聞かされている。
間違ってもExtremNoiseTerorrが流れ出すことは無いし、○ri○n(昔バイトしていたビデオ店)みたく店内に奇怪な電子音が充満していて、カウンターのバイト以外、客が全員しかめっ面をしていることも無い。
それどころか、FishBoneを流していると突然握手を求められて、押忍を入れられることなんか絶対に無い。


パチスロは若いユーザーが多い為、有線放送のヒットソングとは区別できつつも、その空気を損なわないようなサウンドが望まれる傾向にあるそうだ。
T田さん曰く「お客が着メロに設定してくれるような曲をつくりたい」そうな。


T田さんの最近のお薦めはDoAsInfintyの「本日は晴天なり」という曲で、「今年は結構ストレートな感じのギターPOPが来るね」とロッキンオンのライターみたいな事を言っていた。

T田さんはさらに「最近の浜崎(いわゆるアユね)は、ストリングスを多用しすぎていて、彼女本来のキャンキャン声の魅力が出し切れていない」ので「よっちゃん(タノキントリオ)がガンガンギター弾けるような感じのアッパーな曲」こそが本来歌うべき曲らしい。

ちなみにうちの会社のI波さんは「浜崎の魅力は直線的(というより超直球)な歌詞」にあるんじゃないか、と言いっていたが、なるほど気志団の歌詞とそう違いがない気もする。


今までつかっていたスピーカーを府中市に不法投棄に行き、寿司を奢ってもらった。
HALCALIの「ぎりぎりサーフライダー(あれ?サーフコースターだっけ?)」というCDを貰ったのだが、T田さん家に忘れてきてしまった。