コミックマーケット


行ってきました。



兎に角、人の多さにまず驚く。

そして、自分が圧倒的なマイノリティーである事の恐怖感に

襲われて、ビックサイトの正門前でしばし立ちすくんでしまった。



今回は企業ブースに出展しているクライアントのお手伝いに

伺ったのだが、もうね、はっきり言って全然笑えない。

ブースの中で椅子に腰掛けてじっと人間観察していたのだが、

みんな「超ハレ」 「ハレとケ」のハレ

目の活き活きっぷりが半端じゃない。

遠洋漁業の低地網にかかった深海魚みたな感じ。



クライアントのブースには「メイドさん」「ゴスロリっ子」

眼鏡っ子」がチラシ配りなどしていたので、

コスプレイヤーの生態について、楽しく教えて頂きました。

みなさん名刺を持っていて、ニヤリーキャバクラだな、これは。





あとは、「コスプレ広場」

コスプレした人達がこの寒空の下で、冷たい海風をガンガン受けながら

ほとんど半裸のコスプレをして、屋外展示場に集まる場所。

で、そこにカメラ小僧も集まる。

プチ「アラーキーvs小池栄子」状態。

「ポーズお願いしゃーす!」「目線下さい」「胸寄せて」

などの専門用語があちらこちらで飛び交う。



更には、ポラで数枚撮ってから、ポーズの指定をして、

絶対に必要のない巨砲のような一眼レフで撮影するものなど。

それらの要求にコスプレイヤーは嫌な顔一つせずに答えていく。



さすがに、持って行ったHOBBYなデジカメで撮影する勇気は

無かった。。。



しかしながら、彼ら彼女らは、稀に見る忠実な「ユーザー」で

これから歳を重ねていってもこの市場に留まることだろう。

年齢とともに購買力も増して、さらに大きなマーケットを

形成していく可能性もあるなと。



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