今朝は10:00から客先で打ち合わせということで六本木ヒルズへ。

ぎりぎりになってしまって、駅改札から小走りしていたらスカイメールが。

「前の打ち合わせが長引いています。すみませんが30分後ろにずらしてください」とのこと。

10:00前に打ち合わせがあるような企業風土では無いので、明らかに遅刻と思われるが、

「了解しました。お忙しいところすみません」

と大人な対応。

しかたが無いので、喫茶店で時間を潰すことに。

朝早いこともあって、店内もそこそこ空いていて、カプチーノを買って席に座って、携帯でテトリスをやっていたら、ジュリアンムーア似の外国人のお母さんがベビーカーを押して入ってきて、何故か僕のすぐ近くの席に座った。

他にも席が空いてて、もち喫煙席なのだが。

暫くすると、そのお母さんがおもむろに携帯電話を取り出して、席を立ち、ベビーカーを僕の席の方に移動させて、つかつかとやってきて、

「Would you do me a favor? ホニャララ〜」(←あってるかどうかは、まったく自信がありません)

っつって、どうやら

「ちょっと電話をかけてくるので、子供を見ててくれないか?」

というようなことらしい感じだった。

そんなに時間がある訳でもないので、そんな頼まれ事に応じれるわけないのだが、

断り方を英語でどう言ったら良いかまったく思いつかず

「シュ、シュアー(Sure)・・・」

と答えてしまった。。。

「Thank you!」

と立ち去るお母さんと残されるベビーカーと僕。

見ててくれと言われても、ベビーカーに乗っかっているクリチャーが這い出してきたりするわけでもなく、本当に見てるだけなのだが、かといって全く見て無いとお母さんが戻ってきたときに

「なによ!こいつOKしといて、全然見てくれてないじゃない!」

と思われてもイヤ(典型的な日本人としては)なので、しかたなくテトリスを中断して、ときどきベビーカーを揺する事に。。。

ところが5分経過してもお母さんが戻って来ず、

「やべっ!意味がわかってないだけで、もしかしたら『子供を貰ってくれないか』って事だったらどうしよう。引受けちゃったよ。。。」

と焦りだす。というか、かなり焦る。警察にどういう風に事情を説明するか成り行きをフロー図にしてノートに書き出してみたり、お母さんの特徴を思い出して似顔絵用の指示書を作ってみたりして。

結局お母さんは戻ってきたのだが、「英語覚えたいなあ」というよりも「ああ、安請け合いってこういう事になるかもしれないんだな」という教訓の方が大きかった。

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